値嵩株で日経平均より高いリターンを出せるのか(2021年は×)!?

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日経平均構成ウェイト

日経平均株価はウェイトの大きい企業株価に偏った指数であることは知られています。

2021年12月の日経平均225社の株価ウェイト構成をグラフにしました。

  • 上位3社で21%(昨年より3%減りました。)
  • 上位5社で26%(昨年より4%減りました。)
  • 上位17社で50%(昨年より3社増えました。)

を占めます。

日経平均構成ウェイト
順位社名ウェイト対2020年順位 2020年社名2020年ウェイト
1ファーストリテイリング8.5%ファーストリテイリング 12.1%
2東京エレクトロン7.6%ソフトバンクグループ6.3%
3ソフトバンクグループ4.7%東京エレクトロン5.0%
4ダイキン工業2.9%ファナック3.3%
5ファナック2.8%エムスリー3.1%
6リクルートホールディングス2.6%ダイキン工業3.0%
7アドバンテスト2.5%KDDI2.4%
8KDDI2.5%信越化学工業2.4%
9信越化学工業2.4%テルモ2.3%
10テルモ2.3%中外製薬2.2%
日経平均構成ウェイト上位10社

日経平均株価は、これらウエイトの大きな銘柄の値動きに支配されます。

データを見れば判るように、

2021年の日経平均値嵩株のウェイトは、2020年に対して総じて低下してます。

日経平均ヒートマップ

出典元:StockBrain様の日経平均ヒートマップ

小さくなったねユニクロ。

小さくなったねソフバン。

小さくなったねM3。

それでは、上位のパフォーマンスを見てみましょう。

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日経平均上位5社のパフォーマンス

2020年上位5社の2021年の日経平均に対するパフォーマンスです。

2020年日経平均上位5社

出典元:楽天証券様のテクニカルチャート

東京エレクトロン以外日経平均をアンダーパフォームしました。

東京エレクトロンは、2021年の半導体不足により、9月、10月より70%上昇しています。

おめでとうございます。

値嵩株筆頭のファストリテイリング、ソフトバンクグループは、チャイナリスクでかなりー40%下げています。

2021年の上位5社の日経平均に対するパフォーマンスです。

2021年日経平均上位5社

上位5社のランキングに入ったダイキン工業は、日経平均を上回りました。

しかしながら、

2021年は、初頭に日経平均ウエイト上位から5社を同額で買っていても、

5%上昇した日経平均より低いパフォーマンスだったことになります。

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日経平均下位5社のパフォーマンスにワロタ

それでは、昨年ワロタ日経平均ウェイト下位5社のパフォーマンスを見てみましょう。

2020年日経平均下位5社

なんと、全て日経平均を上回っています!

値の小さな株が健闘した結果でしょう。

5社合わせてウエイトは0.04%です。ウエイトはあまり変わっていません。

上位5社の1/680のウエイトです。 😒

値嵩株の縮小とウエイト値小株の上昇で、桁が1つ小さくなりました。

もちろん、ウエイトの大きさが企業価値を表すものではありません。

2021年の下値5社の日経平均に対するパフォーマンスも挙げてておきます。

2020年日経平均下位5社

銘柄は大きく変わらず、ユニチカが最下位になりました。

双日は、株式併合があって、ランキングから脱出しています。

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結論

2021年は、

日経平均ウエイト上位から5社を買っていても、日経平均より低いパフォーマンスだった。

皆が知りたい2022年は。。。判りません!

ただ、リスクは継続しそう。

すみませんです。😅

本日は以上です。ありがとうございました。

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