日経平均構成ウェイト
日経平均株価はウェイトの大きい企業株価に偏った指数であることは知られています。
2021年1月の日経平均225社の株価ウェイト構成をグラフにしました。
- 上位3社で24%
- 上位5社で30%
- 上位14社で50%
を占めます。
社名 | ウェイト |
---|---|
ファーストリテイリング | 12% |
ソフトバンクグループ | 6% |
東京エレクトロン | 5% |
ファナック | 3% |
エムスリー | 3% |
日経平均株価は、これらウエイトの大きな銘柄の値動きに支配されます。
TOPIXに対して、日経平均がオーバーパフォームしているのは、
これらの銘柄の株価が日経平均を上昇させていることは想像がつきます。
それでは、上位のパフォーマンスを見てみましょう。
上位5社と下位5社のパフォーマンスにワロタ
昨年の上位5社の日経平均に対するパフォーマンスです。
いずれも上回っていました。いずれも昨年時点で上昇率は倍以上です。エムスリーの伸びが大きいので縮小して見えますが。
これらの銘柄が日経平均を引き上げているということです。
出典元:楽天証券様のテクニカルチャート
ただ昨年の暴落時は、上の傾向が適用できませんのでお気を付けください。
むしろ、日経平均より上位株の下落が大きいくらいです。
参考に、日経平均株価に影響をほとんど与えない下位5社のパフォーマンスを載せておきます。
順位は日々変動します。
アンダーですね。
株価が下がっているのでウエイトも小さくなっているのですが、5社合わせてウエイトは0.02%です。😒
上位5社の1/1500のウエイトです。
但し、ウエイトの大きさが企業価値を表すものではありません。
出典元:楽天証券様のテクニカルチャート
結論
日経平均ウエイト上位から5社を買っておけば、日経平均より高いパフォーマンスを得れます。
これ迄は!
です。
本日は以上です。ありがとうございました。