長期塩漬け株
ある事情がありまして、
実は30年保有している株式があります。😒
お前一体何歳なんだ!?😒申し訳ございません。
管理人が直接買い付けた分ではございませんでして、
身内から譲渡された株式なんですが100株程度です。
それようの口座に置いておいたものですから触らずに来ています。
そして、この株が取得価格に対して30年間含み損をかかえています。😒
そうです。日本株高だった1990年頃ですね。それより前なのですが。
30年長いですね。平成の時代まるまるですね。
アベノミクスである程度戻しました。けれどもまだ含み損です。
2020年のCOVID-19禍もあって、額面6割というところでしょうか。
譲渡された分なので個人として損失を出していない訳ですが、通して損失を出しています...
株式保有の利点-配当金
ところがなんです。
ここからが株式投資の旨味なんですが。。。
実は、それようの特定口座に入金した覚えのない数十万円が溜まっていましてね。
そうなんですね。株主に対する配当金というものがありますね。
それが30年分溜まっていたんですね。
株式会社によって配当を出さない会社もあります。事業投資に全力を振りたい若い会社に多いようです。
多くの会社は株主に配当金を還元します。
これも業績次第で、出たり、出なかったり、増えたり、減ったりします。
それでも配当金額は30年前より上がっていると思うのですが、
2020年日経平均銘柄の平均配当利回りは1.7%、2%弱です。
所持している30年物塩漬け株は決して高配当株ではありません。
1%だとして30年ホールドすれば30%です。
40年ホールドすれば40%です。
税金も時代とともに変わりますが、2掛けするとしまして30年ホールドで24%、40年ホールドで30%程です。
今回は放置プレイでしたので配当金の累積だけですが、
それを再投資しておれば利回りはさらに上がるかもしれません。再投資先が含み損を抱えてしまうかもしれませんが...😒
株式保有の利点-優待券
更にです。
株主に対する株主優待というのがあります。
これも出す株式会社があったり、出さない株式会社があったりします。
中には市場で売買出来る優待券があります。
所持している30年物塩漬け株は優待券がありました。
使ってもよし、市場で売却してもよし。
それを優待利回りとすれば、現在価格で1%以上もあるのです!
30年前で1%としますと、それだけで30%。40年間で40%。
この優待券の売却に税金はかからないのです!!
詳しくは税理士にご確認ください。😒申し訳ございません。
ということは。。。
30年で1%配当利回りで24%、1%優待利回りで30%、
合わせて54%が帰ってきていまして、
現在の株価が60%だとしたら、
合計114%、実は利益が出ているじゃぁないですか!
優待券を消費しているので気付かないのですが、実はこういうことなのです。
ありがとうございました!
管理人は口座の所有株の損益がマイナス表示なのが気に入らないのですが。😒
塩漬け株のまとめ
この事例から分かることは、
株式相場は成長を続けるとしても、
- 株式投資にかかわる10年、20年、30年を切り出せば、相場は必ずしも右肩上がりではない。
- 長期ホールドすれば、
- 配当利益は大きなものに。
- 優待利益も大きなものに。
- 株価額面が割れていても配当利益、優待利益で利益が出やすい。
ということで長期ホールドの勧めとなります。
しかしぃ~、
皆様、疑問をお持ちかも。それがリスクです。
30年?運用できるかなぁ?
30年?待てないでしょ。
待てる方は良いと思います。待てる資金分は良いと思います。
企業50年説、何十年と上場維持できる株なの?
そうです。倒産消滅しにくい業種、企業を選択しないといけません。
30年もあればちょっとの利益より物価上昇は相当じゃ?
デフレの時代物価上昇はほとんどありませんでした。
直近30年で10%程だったような。調べてみましょう。
また、管理人は全く勝手な事情がありましたが、😒
塩漬け放置プレイは全くお勧めしません。
数年レベルであれば、配当利益、優待利益を入れても運用利益が出ていない訳ですから。
思惑の外れた塩漬け株は、
- 損切りされるか、
- 持ちたければ下値買いで取得金額を下げられた方が良いです。
本日は以上です。ありがとうございました。