Windows10でブルースクリーンが連発するようになりました。😢
要因と思われるSATAケーブルの報告です。
症状
リセールで入手した数世代前のASROCKのMBを、 バックアップPC用に運用しています。
バックアップPCは、MBを入れ替えたりしているので、購入後ずっと運用しているわけでなく、
倉庫で眠っている期間もありました。
しかし、当初から不調を感じていて、
それ以外は動作しているが、
CPU(だけじゃないと思う)が高負荷時にWindowsがロックすることがありました。
それで、倉庫入りしていたわけですが。。。
昨年から繋ぎで復活させましたが、やはり同じ症状が起こります。
復活前と復活後では、
CPU、メモリ、HDD、ATX電源が異なっていますので、
このMBにくっついてくることは分かっていました。
実は、このPCは、以下の記事で、HDDからSDDに交換したPCです。
SSDに交換してからも、同じ症状が起こっていました。
MBのBIOS設定で、CPU速度を落としたり、メモリ速度を落としたり、
電圧設定をいじっても状態は変わりませんでした。
それが、ここにきて、ブルースクリーンの頻度が上がって行き、
CPUに負荷を与えていない時にもブルースクリーンが発生するようになり、
ブルースクリーンが連発するようになりました。
(エラーコードは様々。ブルースクリーンの表示描画が崩れている時もある。)
ついには、Windows起動中にも発生。
さらには、SSDが認識されなくなり、Boot Failureになります。
しかし、電源オンオフを繰り返せば、
SSDからWindowsが起動するようになりますが、
上述の症状を繰り返します。
SATAケーブル交換
これでは運用不可なので、産廃行きの準備を始め、
データバックアップのため、データ退避用のHDDを内部のSATAポートに増設します。
その際、SDDに繋いでいたSATAケーブルを交換しました。
前述のSSDからブートしない事例から、
SATA周りが怪しいと思って、MBのコントローラ周りを疑いましたが、
ググっていると、
ブルースクリーンの原因の一つにSATAケーブルの不良が報告されていたからです。
ただ、SATAケーブルの劣化という報告は、個人的に?でした。
ですが、SATAケーブルの交換で解決したという報告が多数あります。
結果、
データ退避用のHDDを増設し、SSDのSATAケーブルを交換すると、
それまでのブルースクリーン連発が起こりません。
しばらく、負荷をかけて動かしましたがブルースクリーンが発生しませんでした。
この時点では、数日動かせば、また、 ブルースクリーンが発生するかもしれませんが、
感覚的にも、動作が軽く感じます。。。
SATAケーブルの不良?劣化???
これまで、
このMBと、付属品であるSATAケーブルは、セットで使用してきました。
だから、
このMBについてきていると考えていた不調は、
もしかして、SATAケーブルについていたのかもしれません。
SATAケーブルの劣化ではない!
管理人が、SATAケーブルの不良、特にSATAケーブルの劣化という報告に対して、
?だったのは、
SATAケーブルの劣化というが、劣化箇所が特定されていないことです。
様々な製品が出回る中、SATAケーブルの不良はあると思います。
SATAケーブルがSATAコネクタから抜けかけているような接続不良もあります。
この場合は、SATAケーブルの不良でなくて、コネクタの勘合不良ですが。
しかしながら、
動作していたSATAケーブルが、不良を起こす、劣化を起こすには、
過酷な環境、過剰なストレス、異常な経年など、
無くはないですが、通常のPC使用環境では、なかなか起こりえないと思います。
そこで、
ブルースクリーンを起こしていたSATAケーブルとMBの接点である、
コネクタピン部を観察してみました。
MBのSATAコネクタピンは特に汚れていないようです。
このMBは平置きで配置していますが、SATAコネクタソケット内部にも異物はないようです。
話は逸れますが、
大掃除のとき掃除機でMB上のホコリを吸い出しているからかもしれません。
PC内のホコリは時々吸い出すことをお勧めします。オフィスより自部屋の方がよく積もります。 😒
SATAケーブルのコネクタピンです。
腐食しているようではありません。
ピンが山のように盛り上がっている部分の箇所が、MBのSATAコネクタピンに接触します。
よくみると、繊維ホコリがコネクタ内部に見えます。
新品時は、このようなホコリは無いはずですが、
特に、このMBはリユース品ですから、
抜き差し、使用を重ねて、コネクタ内部にホコリが進入していったのでしょう。
その隙間が細いものだから、掃除が届かないことになります。
条件によりますが、繊維ホコリは帯電し電気を通します。
ACコンセントのトラッキング事故がそれの例です。
交換したSATAケーブルのコネクタピン部も覗いてみましたが、比べて綺麗でした。
それでは、
写真の繊維ホコリを清掃してみましょう。
清掃と言っても、ここでは簡易的に、
繊維ホコリが入り込んだ隙間から、精密ピンセットの先端を使って繊維ホコリを掻き出します。
もちろん、ごりごりしてコネクタを傷つけてはダメです。
爪楊枝では入らない。精密ピンセットの先端や、精密ドライバの極細を使う。
そして、
PCを元の状態、今清掃したSATAケーブルに戻します。
そしてWindows動作させると、
あ~ら、不思議。ブルースクリーンが起こりません。
二日ほど負荷をかけて様子を見ていますが。。。
つまり、
SATAケーブルの劣化ではありませんでした!
でしょ!
想定原因
このMB、SATAの仕様はSATA3です。
原因を無理くり結論つけると、
- SATAコネクタ凹部で、ある程度溜まった繊維ホコリがピンに付着し、高速差動信号であるSATA3シグナルを乱した。
- PC内部の温度などの環境変化により、物理的、電気的にその影響度合いが使用時間とともに変わる。
しらんけど。
確かに、ブルースクリーン連発前にSATAケーブルの抜き差しを行っており、
連発するような状態に変わったかもしれません。
長年の課題がクリアされたかも。 MBを疑ってしゅいませんかも。
でも、このMBはつなぎなので。😒
よって、
SATAケーブルを使いまわす場合は、SATAコネクタ内部の隙間も掃除しましょう。
何かの参考になれば。
本日は以上です。ありがとうございました。